Note.3

主に開発中のアプリについて書きます。

Mac Book Pro Early 2015 SSD交換

Macが急にフリーズし、フォルダに?マークのアイコンが 点滅する状態になりました。

Appleのサポートページでは以下の対処方法が記載されていましたので、復元モードからの起動や、起動ディスクの再フォーマットやOSの再インストールなど試しましたが、解消しませんでしたのでSSDの不具合を疑い、交換してみることにしました。
support.apple.com

Mac Book ProはRetina化以降、裏蓋のネジの形状が変わってしまったのでSSD等のパーツ交換はできないと思っていたのですが、2015年モデルまではSSDは交換可能でした。※2016年モデル以降のSSDはロジックボードに直接実装されているため、交換できないそうです。

今回交換用のパーツとして選んだのはTranscendMac専用SSDです。
jp.transcend-info.com

このシリーズには外付けケースのついたJetDrive 825, より高速なJetDrive840がありますが、起動できない状態を解消することが目的でしたので一番安価なJetDrive 820の240GBモデルを選択しました。

価格はAmazonで1万4千円ほどです。 

 以下、SSD交換時の写真です。

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①裏蓋を開けます。

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 ②バッテリーコネクタを保護しているシートを外します。(このシートは個体によりあったりなかったりするそうです…)

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③バッテリーコネクタを外します。

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 ④SSDを固定しているネジを外します。

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 ⑤SSDの端を持ち上げて外します。内蔵SSDSamsung製でした。

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 ⑥取り外すときと逆の手順で交換用SSDを取り付けます。 

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⑦外したネジやコネクタ、保護シートなどをもどしていけば交換は完了です。

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交換後、「macOS 復元」でMacを起動し、内蔵SSDを「GUIDパーティションマップ」、「APFS」でフォーマットするとOSがインストールできるようになりました。

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OSセットアップ時に移行アシスタントにより別のMacからデータ移行できるため、事前にUSBメモリに移行していたものを、交換後のSSDに移行することでデータを損失することなくSSDの交換ができました。

交換してから1週間ほど使っていますが今のところ問題なく稼働しています。

以上、SSD交換の記録でした。